いつまでも健康でいる人は、食生活は意外に質素なものです。
年齢と共に体内で消費されるカロリーは減少してきますので、カロリーを必要以上に摂取してしまうと、消費されず体内に蓄積されて健康にさま座生悪影響を及ぼしてしまうから。
人間は、太古の昔から食料を求め大地を移動してきたことからわかるように、空腹と戦っていたため、カロリーが不足した状態でも生きる事ができるように進化してきたのですが、
カロリーを過剰に摂取することがなかったため、身体はその状態を改善する方法を持っていないのです。
ですから、必要以上にカロリーを摂取してしまう現代社会の病気の多くは、生活習慣から引き起こされてくるのです。
そしてどんなに食べてもその栄養がきちんと消化されないことには、健康にたいしていい影響を与えることができません。
食物は、私達が体内に保有している酵素によって分解され吸収されます。
つまり私たちの健康でいられるかどうかは、酵素を体内にどれだけ保有しているかによって決まってくるともいえるのです
しかし、食生活の変化から、現代人の酵素の体内保有量は減少しているといわれています。
多くの食料を摂取する現代では、酵素が使かわれる機会が多いため不足してしまうのです。酵素不足を招く食生活の原因は食べすぎ意外にもあります。
それは、加熱・加工食品の摂取が考えられます。
現代人は、加熱調理した食品やインスタント食品、レトルト食品で食事をすませることが多くなっていますが、これらの食品には消化を助ける酵素が全くといっていいほど含まれていないのです。
ビタミンやミネラルの(無機栄養素)の不足も考えられます。ビタミンやミネラルは、酵素の正常な働きには不可欠ですが、これらが不足することにより代謝酵素が体内で存分に働けなくなっているわけです。
酵素不足は、体調を悪化させてしまいます。
現在の医学では、体内に酵素がどれくらいあるのかを数値で調べることはできませんが、最近体調が悪くなったという方は、生の食べ物や発酵食品に多く含まれる食物酵素(体内の化学反応を助ける物質)の補給して、酵素不足なくしてみましょう。