昨年12月、ショッキングなニュースが世界を駆けめぐりました。ニューヨーク市保健委員会が、市内の飲食店に対し「トランス脂肪酸の含有量を一食当たり0.5以下にしないと罰する」と発表したのです。
事実上、トランス脂肪酸の使用禁止措置を打ち出したわけです。このトランス脂肪酸とは、植物油を硬くしたり、賞味期限を長くしたりするために水素を添加したときに生じる物質です。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングはもちろん、パン、ケーキ、クッキー、ドーナツ、フライドポテト、フライドチキン、スナック菓子などの加工食品に多く含まれまれており、血中LDLコレステロールを上昇させ、HDLコレステロール(「善玉」コレステロール)を低下させるといわれており、トランス脂肪が身体の細胞の細胞膜の中に入り込み、細胞膜及び細胞の働きを狂わせて体内のビタミンなどの栄養物質を食い荒らしたりしてしまうためガンや心臓病の大きな原因の1つと考えられています。
参考URL トランス酸脂肪
このように、病気を引き起こしてしまう健康に害のある成分はたくさんあります。
いつまでも健康で暮していくためには、自分の健康は自分で守れるように正しい知識を身につけておきましょう。